塩漬けしない肉その1
まだ、終わっていないのであります。
何というか、難破した船からなんとか無人島に流れ着いたような感じです(意味不明)
前回まで、パッとした成果もなく何となく保存した肉を食べた、なんていう不甲斐ない内容ではありましたが、今後もパッとしない内容になるかと存じますのでご承知置き下さい。
このサイトのタイトル通り、塩漬け肉を作っていたんですが、ずっと疑問に思っていた事があります。
それは、一旦塩に漬けた肉を、塩抜きするって事なんですな。
だってそうでしょ、防腐目的で塩に漬けるのに、乾燥させる前に塩抜きしちゃうんですから。
そんなら最初から塩漬けなんてしなくていいじゃないのさぁ、って思うわけです。
そのあたりいろいろ調べてみたんですが、よくわからないので、論より証拠ってことでとにかくやってみましょう。
今回はコレ。
乾燥しやすいように少し薄めの方が良いかと思い、とんかつ用です。
おまけに20円引きだ。
でも、塩漬けしないからって言ってこのまま干す勇気はありませんね。
なんか変な菌が付着しちゃう可能性もありますので、表面だけ塩をまぶしたいとおもいます。
まぶすって言っても、たくさん付けると塩漬けと変わんなくなっちゃうし、均一にまぶすのも大変そうなので.....
飽和食塩水を作って、洗うことにしました。
100ccの水に対して30グラムちょっとの塩で飽和するそうなので、とりあえず200ccに70グラムくらい入れて飽和食塩水をつくって....
その中でバシャバシャと。
これで満遍なく、肉の割れ目(←なんか怪しげ^^)にも塩分が付着しますな。
乾燥開始。気温も低いし、風もあってなかなか良い感じです。
そんで、翌日。
表面の塩分のために、水分が染み出てきてベチャベチャになってたらどうしよう?なぁんて心配してたんですが、全然大丈夫でした。
水分は見当たらず、表面は少し乾いてます。
おまけに少し塩が浮いきてるところもありんす。
続行しても大丈夫そうなので、そのまま放置プレイ。
....一週間後。
こんな感じに乾きました。
油の所はすこしべたついてますが、赤身のところはカッチカチ^^。
特に変色している所もなく変な臭いもありませんので、無事完成ですかね。
そういう訳で、塩と一緒にビニール袋に入れてしばらく保存します。
傷まないといいなぁ....