塩づけ肉が食べたいのであります




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いきなり大きなバラ肉の塊でやって、失敗すると切ないので、まずはちっちゃい肉で試してみます。

買って来たものです。
肉と塩
ジップロックと、下から2番目に安い塩、それから肉。

肉はロース。
肉
もちろん、最初はバラ肉を買う予定だったんですが、このサイズ(というか値段)ぐらいのバラ肉ってほとんど脂身だったので、バカバカしいのでこれにしました。

それに脂身って乾燥させるのが大変そうですから、まぁとりあえずは脂少なめな方が良さそうです。


さらに、念のため取れる脂身は取って、塩をすりこみます。

塩をまぶす
一般的なレシピでは、「塩の量が重要なのでちゃんと計るように」って、かいてありますけど、
海の男がそんなことするハズもないので、ここは男らしく目分量で。いや、海の男が作ってるわけじゃないっすけどね(笑)

そんで、ジップロックに入れて冷蔵庫へ。
ジップロック
う〜む、海の男はジップロックなんて使わないし、冷蔵庫もなかった訳だから「全部ナシ」で行きたいとこですけどね、生肉をその辺に置いておく勇気もないので^^;

ちなみにスケールは、「あーっ、水分抜けたらこんなに小さくなっちゃった!」って後でびっくりするためのものです。

3日目です。
3日目
何度か出てきた水分を捨てました。少し透明になって、結構堅くなりました。
なんだか食品サンプルみたいです。サイズは、残念ながら「びっくり」出来ませんでした。

一応、水抜きは完了って事で、今度は塩抜き。
塩抜き
水を取り換えながら、一晩漬けときました。
それにしても、せっかく塩で水抜きしたのに、また水に漬けるなんてなんだかナンセンスな気もしますが、大丈夫なんすかね。



で、4日目。いよいよ乾燥です。
ざるの上

アマゾンで買った干し網に入れて軒下で乾燥させます。
干し網

2階の軒下にしたのは、うらのネコちゃん対策です。ここまでは上がってこれないみたいなので。でも、こんどはカラスとか来ちゃったら困るな。

5日目。ちょっと小さくなりましたが、それだけです。
5日目

6日目。さらに小さく、硬くなった。よしよしガンバッテよ、お肉ちゃん。
6日目

7日目。写真の画角が微妙に違うので恐縮ですが、
いよいよ、ちんちくりんになってきました。
7日目

7日目からは、日々の変化に乏しいので
ちょっと飛んで、14日目。
14日目
ずいぶんちっちゃくなりましたね。おまけにギンギンにカッチカチ^^
こんなもんで乾燥終了でしょうか?

でも、ちょっと気になることがあります。
画像でわかるかな?
脂が
肉の表面や、ザルに脂がべっとり付いてるの。
脂と言ってもラードみたいな粘度の高いのじゃなくって
サラダ油みたいなのが。脂身が溶けだすような気温でもないんですがね。

それに、赤身の部分はそれこそ「カッチカチ」。この肉でテーブルを叩くと「カンカン」なるくらいですが、脂身の部分はそれよりは少し柔らかい。

脂身の部分がもっと硬くなるまで、乾燥させた方がいいのかしら。
まぁでも、脂が乾燥するまでには相当時間がかかりそうなので、一か八か先に進めます。

これからの長期保存に備えて、エタノールのスプレーで表面の殺菌をしておきます。
アルコールで消毒
これは、検索したレシピに「アルコール度数の高いお酒で表面をぬぐう」ってのがあったのでそれの真似です。大航海時代にアルコールスプレーはないだろうよ、って声が聞こえてきそうですが、当時はラム酒で殺菌するのは常套手段だったらしいので、これもアリってことで。

そして、樽のかわりのジップロックに入れて、塩をまぶします。
長期保存

ジップロックのままでもいいんですが、見た目がちょっとアレですし、遮光もしたいので「茶封筒」に入れて、
封筒1

一応「肉」って書いときます(笑)
封筒2
で、このまま冷暗所で保存です。

どこに、保存したか忘れないといいんですがね。
いや、それよりも「保存した事」を忘れやしないか心配ですな(爆)

まぁそれはともかく、このまま1ヶ月程保存します。

なにもしないで1ヶ月待つのもつまらないので、もうちょっと大きい肉で、第2段に挑戦したいと思います。手順も一応わかりましたからね。



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