大きめの肉で
1回目で作った小さい塩漬け肉の結果を待つ間に、もうちょっと大きい肉を仕込みたいと思います。
前回は、バラ肉が脂身ばっかりでもったいないと言うことと、脂身が乾燥しにくくて初挑戦としては敷居が高いんじゃないかと言う理由から、薄めのロースを使いました。
でも、今回はバラ肉で是非。
出来ればスラッシュ(黄色い脂)も採れるといいなぁ。
と、言うことで買って来たのがコレ↓。
ロースぢゃん(自爆)
そうなんですよ、またロース。
だってね、バラ肉の塊ってどう見ても半分以上が脂身なんすよ。
まぁその分ロースよりは安いんですけど、
「半分以上脂身の肉」って言うか「ちょっと肉のついた脂身」ってのもどうかと思いましてね、
結局、比較的脂身の多いロースにしたってわけです。
まぁ、それはともかく、さっそく作業開始
まずは2分割。
2つにしたのは、塩抜きの時間を変えてみようと思っているのです。
てか、そもそもなんで塩抜きってするんでしょうかね?
塩って、水分を引っ張り出す役目のほかに、殺菌の作用もあるんですよね?
んじゃ、塩抜きしちゃったら意味が無いんじゃないっすかね。
で、そのあたりの事が確認できるかどうかは分からないんですが、試しに塩抜きする時間をそれぞれの肉で変えてみたいと思うちょうるわけです。
片方は2〜3時間水に漬けるだけ、もう一方は一晩かそれ以上水に漬けとくって具合に。
まぁどうなりますかね。
ともかく、水分が抜けるのを待ちまする。
(それにしても、塩が多すぎかな?)
1週間(と、ちょっと)後....
少し縮みましたな。色も暗い感じになって、いかにも水分が抜けたって感じ。
それにしても、棒状で適度に硬くて...握った感じがちょっと不気味っす^^;
さて、そんで塩抜きです。
まずは、大きい方の「1号」。夜の9時にスタート。
もう一方の「2号」は、もうしばらく冷蔵庫でお休みです。
寝るまでに、何度か1号の水を変えて...
そして、翌日。
2号も遅れて塩抜き開始。
結局、1号は15時間、2号は3時間で塩抜き完了。
水分が戻ったためか、色も少しキレイになりました。
塩抜きした時間は5倍も違うのに、見た目にそれほど違いは無いですね。
ホントは、ちょっと千切って塩加減を見てみてみたいんですけど、
ヤバイことになると困るので、やめときます。
ホームページ的には、なんかスゴイ事になると面白いんですけど、そう言うのも笑い事じゃ済まない歳になっちゃいましたからね(笑)
一応、表面をメタノールの霧吹きで殺菌して(まぁ気休めですけどね)乾燥開始。
程良く風が吹いていて、乾燥には持ってこいな感じ。
早く乾くといいなぁ。
この後、乾燥を待っている間に、最初に仕込んだ「小さめの肉」が、保存開始からだいたい一カ月が経ちましたので、勇気を出して(爆)食べてみたいと思います。
約2週間後。
かなり、良い具合に乾いてきましたね。
でも、まだ微妙に硬さが足りない感じなので、もうしばらく干してみます。
それにしても...
色の具合とか、見た目とか、どうしてもこういうの↓を
思い出しちゃいますな(グロいので小さめ画像ね)。
まぁ、同じ物なんすけどね^^;
ホントは、あの悪名高き「人体の不思議展」の画像でも貼ろうかと
思ったんですが、リアルすぎるのでやめました^^;
さらに1週間、乾燥を続けます。
ん?何か白くなってる。
何でしょうか、この白いの。
塩抜きで残った塩が出てきたのかしらん。
削った粉を勇気を出して舐めてみましたが、塩辛くもないし何か味が有るわけでもありません。まぁサンプルが少ないので判らないだけかもですが。
それでも、腐敗臭がするわけでもないし、考えたって判るとも思えないので気にしないことにしますw
と言う訳で、大きい肉も塩をまぶして保存しますね。